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認知症外来

高齢化社会を迎え、自律的で良好なQOLを阻害する要因として、骨折・生活習慣病と共に認知症が挙げられます。認知症発症の有無を判断するのは、ご本人や同居するご家族だけで判断するのは困難です。以下の症状に心当たりがあれば、一度ご受診されることをお勧めします。

  • 身なりを気にしなくなった
  • 怒りっぽい
  • 趣味などに興味を示さなくなった
  • 常用薬を飲み忘れている
  • 忘れ物や置忘れが増えている
  • 約束を守らない
  • 通い慣れている道順がわからなくなった
  • 同じことを何度も聞く、話す など

認知症の種類

アルツハイマー型認知症

初老期(45~65歳)に慢性進行性に発症し認知機能が退行する変性疾患で、記憶・認知機能の障害を中心症状として、次第に家庭・社会生活ができなくなっていきます。

初期症状としては物忘れがみられるようになります。数分から数週間前の会話・出来事の再生が不良。具体的には、朝ごはんを食べたことすら忘れるというようなことが見受けられます。病状が進行すると時間感覚が曖昧になる、通い慣れた道に迷う、身内の顔などがわからない、服を着られなくなる、徘徊するなどの症状や行動がみられるようになります。

レビー小体型認知症

レビー小体と呼ばれる特殊なたんぱく質が脳内で蓄積してしまうことで次第に神経細胞が減少し、認知症に至るのがレビー小体型認知症です。認知機能(物忘れ、判断力、理解力 等)が低下するほか、幻視(存在しない人や物が見える 等)、パーキンソン症候群(手足が震える、動きが遅い、無表情 等)、睡眠中の異常行動(寝ている最中に大声を出す、手足を激しく動かすなど、レム睡眠行動障害がみられる)のほか、自律神経症状(便秘、失禁、めまい、失神 等)が現れるようになります。

脳血管性認知症

主に脳血管障害(出血や梗塞)や虚血・無酸素状態などが原因となって生じる認知症です。 階段状に少しずつ悪化する経過を示すのが一般的で、仕事の間違いや能率低下、記憶障害などのちょっとした症状が初期症状で、やがて、記名障害、見坊、情動変化(おこりやすい)、人格変化、夜間せん妄などが、階段状に悪化していく。障害がはっきりしている面もあるが、よくわかっている点もあって、まだら認知症といわれる状態となりやすい。

検査について